子犬の時期には、手や洋服、家具などを噛む「甘噛み」がよく見られます。これは遊びや好奇心、歯の生え変わりなどによる自然な行動のひとつです。
ただし、成長後の噛み癖につながらないよう、子犬のうちから少しずつ「噛んでよいもの」と「噛んではいけないもの」を教えていくことが大切です。
甘噛みをする理由を知っておきましょう
子犬が甘噛みをする理由はひとつではありません。遊びたい時、人の反応を確かめたい時、歯の生え変わりで口の中がむずむずしている時、興奮している時など、さまざまな場面で見られます。
特に月齢の低い子犬は、口を使って周囲のものを確認することが多いため、甘噛み自体を完全に防ぐことは難しい場合があります。
甘噛みは子犬の成長過程でよく見られる自然な行動です。大切なのは、
叱ることよりも正しい方向へ導いてあげることです。
噛んでもよいおもちゃへ誘導しましょう
手や家具を噛み始めたら、子犬用のおもちゃへ自然に誘導してあげましょう。
ラバー製のおもちゃや、月齢に合ったデンタルトイなど、安心して噛めるものをいくつか用意しておくと便利です。
人の手そのものをおもちゃ代わりにして遊ぶと、手を噛む習慣がつきやすくなるため注意しましょう。
強く噛んだ時はいったん遊びを止める
遊んでいる途中で強く噛んできた場合は、大きく騒がず、いったん遊びを中断します。
「強く噛むと楽しい遊びが終わる」という経験を繰り返すことで、少しずつ力加減を覚えていきます。
落ち着いたら、また優しく遊んであげましょう。
大声で叱ったり叩いたりしないことが大切です
甘噛みに対して強く叱ったり、口元を叩いたりすると、人の手を怖がるようになったり、防御的に噛むようになったりすることがあります。
また、興奮している子犬の場合は、強く反応することでさらにテンションが上がってしまうこともあります。
疲れている時はしっかり休ませましょう
子犬は疲れてくると、急にテンションが上がり、甘噛みが激しくなることがあります。
遊びすぎていると感じたら、ケージやベッドで静かに休ませてあげることも大切です。
子犬には十分な睡眠時間が必要です。